坂元正一先生のご逝去を悼む

日本産婦人科医会会長、埼玉医科大学総合医療センター名誉所長、坂元正一東京大学名誉教授には、かねて御療養中の所、さる平成18年12月28日に逝去され、19年2月4日には日本産婦人科医会主催の「故坂元正一先生お別れの会」が開催されました(1924-2006, 82歳)。先生は東京大学医学部教授、東京女子医科大学総合医療センター所長、恩賜財団母子愛育会総合母子保健センター所長を歴任され、また日本産婦人科学会会長、国際産婦人科学会連合(FIGO)会長、アジアオセアニア産婦人科学会会長、日本新生児学会会長、アジアオセアニア周産期学会連合(FAOPS)会長、国際不妊学会(IFFS)会長、日本母性保護医協会会長、国際周産期学会(WAPM)初代会長、国際母性新生児保健連合(IAMANEH)会長を歴任されました。1979年には第9回世界産婦人科学会連合(FIGO)大会、1991年には第1回世界周産期学会( WCPM)を会長として主催され、産婦人科学、周産期医学、新生児医学、及び関連医学並びに医療の進歩発展に多大の貢献を果たされました。ここにその偉大な業績を称え、ご逝去を悼み、謹んで哀悼の意を表します。

またIan Donald Inter-University School本部Director Kurjak教授より、ご遺族並びに親友皆様方に弔文を頂戴しましたので次に掲載いたします。

Dear Kazuo,
Through you I express my deep condolences to family Sakamoto and many of my Japanese friends for the big loss at national and international level. Prof. Sakamoto was and will always be big personality, very moral and ethical colleague, friend and teacher. He left deep traces on the World perinatal medicine and he has done so much for so many. We all are very sorry that he passed away.
Kind regards,
Asim

前田一雄、夫律子、故・坂元正一先生

前田一雄              夫律子         故・坂元正一先生